奈良総合法律事務所

お知らせ

令和5年度 「未来をになう子供たちの応援団基金」からの寄付を希望する団体の募集要綱

2023.01.25お知らせ

1 「未来をになう子供たちの応援団基金」の目的

令和4年9月、宇陀市在住の88歳の女性が亡くなられました。彼女は、ご自身の財産が残れば、「不登校や、ひきこもりなどで苦しい思いをしていたり、親からの愛情に恵まれない不遇の子供たちのために」広く使ってほしいという公正証書遺言を遺していました。この公正証書遺言では、当事務所の佐々木育子弁護士が遺言執行者に指定されています。

格差社会が広がり、多くの家庭が困窮・複雑になっていく中で、児童福祉には、もっと予算や人材を充て、支援活動を充実させていくべきです。しかし、財政難を理由に、十分な公的助成がなされず、子供たちのために骨身を惜しまず活動していても、行政からは十分な補助を得られないという団体は県内にも多く存在しています。

そこで今回の寄付を、多くの支援が必要な子供たちのために有意義に活用していただくため、残された遺産額2527万2731円について、「未来をになう子供たちの応援団基金」とし、広く県内の活動団体を公募して寄付することとしました。

2 寄付金の対象となる事業

令和5年4月1日から令和6年3月31日までに奈良県内で実施される、不登校や、ひきこもりなどで苦しい思いをしていたり、親からの愛情に恵まれない等の不遇の子供たちのための支援活動。
※公共団体等からの他の補助金の交付や公的保険給付、公的な支援等を受けていてもかまいません。
※対象事業は単年でも継続事業でもかまいません。

3 寄付金の金額

一口100万円(合計25口)

4 申請のスケジュール

申請期間 令和 5年 2月1日(水)~令和 5年 3月 24日(金)郵送必着

申請受付後、児童福祉に精通している専門家の合議体が、審査基準を設け、申請書類を審査します。
令和5年4月下旬ころ寄付金交付決定通知(不決定通知)を発送します。
その後、交付決定を受けた団体に対し、令和5年5月25日(木)に寄付金を振込予定です。

4 募集要項・募集チラシ・申請書類の書式は下記からダウンロードしてください。

募集要項(pdf)

申請書式(Excel)

応募チラシ(pdf)